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「ジャポニカロゴス」を見た

大泉さん、微妙にご活躍。
「好きです」には笑っちゃったけど…
芸人さんじゃないんだから、とも思ったり。
顔文字を使う割には、一人で違うことを考えてたり。
方言ネタでも一言ほしかったなぁ。
山村紅葉さんもいたから、方言ネタでトークが盛り上がるのかと思ってた…
まぁ、出方としてはあれくらいでいいんだろうなぁ。
そして。
いいとも!であれだけタモリさんと馴染んでたということは、
現場ではもっとご活躍で、
結構面白かったんだろうと推測され。
それを想像するだけで十分な自分がいます。

以下、大泉さんと関係なく。
日本語の話。(かなり辛口、ご注意!)




日本語に関してはちょっとうるさい私ですが…
(使うのは、それほど上手でもないのね。)

今回の番組のキャッチフレーズがとても気になってしまいました。
「清く正しく美しい日本語を」みたいな。

まぁ、慣用的な表現から取っているのはわかるけれど、
何それ?って感じ。
よく、「正しい日本語」「美しい日本語」なんて言い方がされるのですが、
そんなものに実体はないと思います。
だって。
「正しい」「美しい」って、とても主観的なもの。
人それぞれの経験・環境などによって培われた評価基準によって決まる。
絶対的な「正しさ」「美しさ」なんて、存在しないはずなのだけど。
それがまるであるかのように言われて。
これは誤り、正解は…なんて、簡単に言ってしまう。

日本語ブームというのはこのところ数年おきに起こっているけれど、
その背景には、
自分自身で使っている言葉に自信が持てない人が多いことがあるのだと思う。
自信がないから、
本を買ったり、テレビ番組を見たりして、正解を確かめる。

個人をあげつらうのは何なのだけど、
ジャポニカロゴスの金田一先生というのはご専門が日本語教育。
外国人に教えることを目的としているから、かなり割り切ったことを言う。
日本語教育においては、わかりやすさはとても大切な要素になる。
なぜなら、すぐ使えることが何より大切だから。
でも、日本人を相手に、日本語について考えさせるのならば、
もう少し、わかりにくくても大丈夫なはず。
わかりにくさが、めいめい、考えを膨らませる素になるのでは?
あそこまで割り切られてしまうと、正解(らしきもの)だけがわかって。
それって、おもしろいのかしら?

さらにいうと、よく国語の先生みたいに出てくる斎藤孝先生。
あの方は体を使うことでいかに教育効率を上げるか、みたいなことがご専門。
つまり「教育」であって、国語ではない。
だから、何となく楽しい雰囲気はあっても、
国語(物語なり、言葉なり)に関して考えさせるようなことはない。
まぁ、楽しい雰囲気と先生自身のキャラクターを考えると
テレビ向き、なんだろうけれど。

そんなわかりやすいものだけでは
それ以上、言葉について考えるきっかけにならないと思う。
日本語を研究する者の一人としては
(正確には古代日本で使われていた言葉、だけど)
本当は「正解」なんてないんだということを、ちゃんと言ってほしい。
簡単に割り切れる方がわかりやすくていいのだろうけれど、
そういうものだけではなくて、
もう少し良心的に説明するものも出てきてほしい。
でも、実際には最後は「奥深い」で終わらせる、適当なものばかりだ。

タモリさんが使い分け(「つい」と「うっかり」)について、
はっきり「納得できない」と言ったのはかなり愉快だった。
そんな簡単に割り切れるものではないということを
前面に押し出す番組もあればいいなぁ。

言葉には絶対的なものはない。
言葉は社会で共有しているもので、常に変化する。
私はそういうものだと思っている。

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コメント

 ゆみぞうさんのように、一通り考えた上で「正解がない」と言うのは良いと思うのですよ。
 しかし最近あまりにも、日本語への誠実さや、知識への畏敬が薄れすぎていると思うのですね。
 そういうご時世で「正しいものはない」なんて言ってしまうと、インスタントな理解しかできない馬鹿に屁理屈の材料を与えるだけかと。

 まあしかし、ジャポニカロゴスは浅薄な番組でした。あれを見て、大泉さんにはテレビ以外で活躍して欲しいな、と思いましたよ。
 語弊がありますが、テレビに出るのなら「誠実な作り手が作っている番組」に出て欲しい、と。藤村さんとか嬉野さんのように、一生懸命テレビを作っている人の番組で活躍して欲しいな、と。

>LSTYさん

日本語への誠実さや知識への畏敬が薄れた時代、ですか。
なるほど。
私は予備校で小論文を教えている関係上、若い人の意見を目にする機会が多いのですが、
確かに「インスタントな理解」をする人が増えているように感じます。
背景・原因・仕組みといったものに興味を示さないというか。
おそらく、「考え慣れ」していない(→考えるのが億劫)、
あるいは「考えることの楽しさを味わったことがない」のではないかと思います。
もったいない!

あれだけ割り切った答えを示しておいて、
最後に「奥深い」とまとめるのはどういう神経でしょう?
(単に何も考えず、既定路線でまとめているだけかと思われ。)
あの内容なら「おもしろい」くらいのまとめがせいぜいだし、
「奥深い」というならもっと微妙さを強調してほしい。
日本語を扱う番組なのに、
キャッチフレーズやまとめに使う言葉があまりに適当だったのではないかと思います。

ちなみに、大泉さんについては、あれも仕事のうちくらいに思ってます。

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